不動産投資をして損するケース

書店などに行くと、「不動産投資をして大儲けした」という話が多いですが、その反面、不動産投資をして損することもあります。しかも、場合によっては、取り返しのつかないほど大きな失敗をすることもあります。
「もしも」のことを知っておくことも大切ですので、ここでは不動産投資をして損したケースを紹介します。
※)色々なケースが考えられますが、ここでは、その中の一部を紹介します。また、あくまで想定されるケースですので、あらかじめご了承ください。

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空室率や金利の上昇でローンが焦げ付いたケース

2005年あたりに、「フルローンでマンション一棟買い」が流行しました。
どういう不動産投資なのか、簡単に説明すると以下です。

・銀行から、頭金なし(もしくは小額)で融資を受けて、マンションを一棟買いします。
・マンション1棟を購入するので、「総資産2億円」のように莫大な金額の資産を保有することになります。
・頭金なし、もしくは頭金が小額なこともあり、毎月のローンの支払いは莫大です。しかし、それ以上の家賃収入が得られて、毎月、収入が得られます。
※)たとえば、毎月のローンの支払いが月100万円でも、家賃収入が月150万円あれば、月50万円の収入になります(もっとも、ここから税金が引かれますが)。
※)(家賃収入など)−(ローンの支払など)=(税抜きの収入)
月々100万円−月々50万円=月々50万円

はじめのうちは満室に近かく、うまく回っており、「私の総資産は2億円!」などのように言っていたものの、気がつけば空室率が上昇していき、家賃収入が低下。そのうち、家賃収入だけでは、毎月のローンの支払ができなくなり、不動産投資以外から得られた給与等から支払うものの、それでも追いつかなくなり…。

不動産投資の著者から聞いた話ですが、このようなこともあるそうです。
ちなみに、この不動産投資の著者は「現金買いが一番」というポリシーのようです。現金買いだと、損することはあっても、ローンで破綻することはないですから。

サラリーマンが新築ワンルームマンションに投資して失敗するケース

サラリーマンが副業で不動産投資をするといえば、新築ワンルームマンションへの投資と思う人も多いと思います。
なぜなら、ワンルームマンションは狭く価格が安いからです。

しかし、新築ワンルームマンションで得をしようと思えば、至難の業です(計算すれば、わかります)。
※)ワンルームマンションへの投資は、多額の給与を得ている人たちが、節税対策で購入するというのが、一般的のようです。

所有しきれなく、投売りをして(損をするのに、売ってしまうこと)、もっと損することもあります。


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